バーコードは、特定のアルバムを示す12桁あるいは13桁のシリアル番号です。以下の場合は、必ずバーコードが必要です。

1. CD Babyを介してiTunesなどのデジタル流通パートナーで販売するためのデジタル流通オプションを使用する場合

2. CD BabyのCD流通パートナーを介した卸売りオプションを使用する場合

3. CD Babyでのアルバムの売り上げを、米国でチャートを管理しているSoundscanに報告したい場合

上記の組織やサービスでは、売り上げをバーコードで管理していますので必ずバーコードが必要になるのです。

アルバムがJAN、EAN、UPCのいずれかのバーコードを持っていれば、そのバーコードが使えますので新たに取得する必要はありません。

バーコードがない場合は、CD Babyが$20でUPCコードを発行しますので、ご自身で取得する必要はありません。

CD BabyがアーティストにUPCコードを発行する仕組みについて、少し説明しておきます。米国では、GS1 USという組織に$750払ってメンバーになると、そのメンバー専用のUPC接頭コードを発行してもらえます。これにより、登録メンバーは、独自に数千に及ぶバーコードを発行できるようになります。これは、日本でも似たような仕組みになっています。

1人のインディアーティストが発売するアルバムの数は限られていますから、個人やインディレーベルがメンバーになるのは現実的ではありません。多分、アルバムタイトル数が100枚以下では元が取れないでしょう。

そこで、CD Babyが$750払ってメンバーになり、アルバム専用のUPCバーコードを$20でアーティストに提供することにしました。このバーコードは、今後もずっとアーティストのものです。小売店でアルバムのバーコードがスキャンされると、それはCD Babyの製品としてではなく、「アーティスト」あるいは「レーベル」のアルバムとして表示されます。

CD BabyのUPCコードを使うには、CD Babyのメンバーである必要があります。メンバー登録して、アルバム情報を登録し、$20払っていただければ、UPCバーコードが発行され、CDをCD Babyで販売できるようになります。すでにCD Babyのメンバーなら、Log inしてすぐに手続きできます。

バーコードは、オンラインで料金を支払っていただいてから数時間で用意できます。バーコードが発行されたら電子メール(英語)で報告しますので、しばらくお待ちください。番号だけでなく、ビットマップのバーコード・イメージファイルも用意しますので、そのままアルバムジャケットやシールに印刷できます。ただしCD Babyではバーコードを発行するだけで、アルバムジャケットやシールへの印刷はしませんので、必要に応じてご自身で印刷してください。

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