Spotifyで250のフォロワーを実現して承認アーティストになる方法

この記事は、2016年11月22日にCD Baby DIY Musician Blogに掲載された記事、”How to get your first 250 followers on Spotify: becoming a verified artist”の翻訳です。

By Chris Robley

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なお、201712月中旬からCD Babyアーティストは、CD Baby経由で無条件にSpotify承認アーティストになれるようになりました。

世界で最も使われているストリーミングサービスで250以上のフォロワーを実現する12の手順


お恥ずかしい話ですが、私はこれまでSpotifyについてあんまり知りませんでした。

ずいぶんと昔の話ですが、Spotifyが米国に来た時に無料アカウントを作りながら、それっきり使いませんでした。それから1年か2年後に、とにかくやるべきことはやっておこうと思って自分の “Chris Robley & the Fear of Heights” プロフィールを承認しました(当時は承認アーティストになるためにSpotifyで250人のフォロワーが必要という条件がありませんでした)。その後は何年間もプロフィールを放置していたのです。

でも、今年はSpotifyに注目しなければならないことが幾つか起きたんです。その第一の理由がニューアルバムの発売でした。


5年ぶりのレコードなんですが、その間にSpotifyが大きく成長していたため無視できなくなっていたのです!

第二に、遅ればせながらプレイリストの素晴らしさに目覚めてしまいました。


娘のお気に入りの曲を一箇所にまとめておくことができる上に、家族全員がそのリストを利用できるという現実的な理由です。

第三に、今年のDIY Musician ConferenceでのSpotifyのプレイリストのパワーに関するCharles Alexander氏の講演会に出席したのです。


インディアーティストが業界で話題になるための伝統的な手法を採用せず、ファンベースを構築して売り上げを伸ばすツールであることが説明されました。彼の説教を聴いて、私は改宗したのです。

そこで初めてSpotifyのディスコグラフィ・ページの小さく青いチェックマークが自分が考えていたよりもずっと重要であり、まず自分の他のプロフィールであるソロアーティストとしての “Chris Robley” も承認する必要があることを知りました!

なぜ承認されなければならないのか?


Spotifyでのアーティスト承認は幾つかの理由で非常に大事ですが、プレイリストのためには最も重要であると言って良いでしょう。

もちろん、Spotifyでは承認アーティストにならなくてもプレイリストに自分の曲を含めることができます。しかし承認されることは、Spotifyのアルゴリムに検出されやすくなり、Spotifyのプレイリストのキューレータに気づいてもらうことで、このサービスで認識される上で大きな助けになるのです。

更に、Spotifyで一度承認されると、次のようなことが可能となります:


  • 自分のアーティストディスコグラフィ・ページをユーザプロフィールと統合できます。
  • プレイリストをファンと直接共有できます。
  • プレリストにカスタムアートと説明を追加できます(リンクも)。
  • ファンインサイト・インタフェースから直接アーティストプロフィールイメージをアップデートできます。
  • ファンインサイトのアナリティクスが利用できます。
  • その他

しかし前述の通り、承認されるのは、アーティストディスコグラフィ・ページ(自分のパーソナルSpotifyアカウントではありません)に最低でも250のフォロワーが必要です。そこでSpotifyでのフォロワーを増やすために私がやろうとしている手順をリストにしようと考えたのです。


Spotify承認アーティストへの道


承認のゴールを設定

250人のフォロワーをいつまでに実現したいですか? 二週間? 三ヶ月? 目指すところはアーティストによって違うでしょうが、ツアー、ビデオ、あるいは他のプラットフォームでの活動についてのメッセージを送信する作業とは別に、Spotifyでフォロワーを増やすためにファンに対していつどのようにメッセージを送るかを考える上でゴールを設定する意味があるのです。同時に複数の競合するメッセージをファンに贈るのは得策ではありませんから、優先順位を付けるためにもゴールの設定が必要です。

ウェブサイトの準備

  1. 自分のウェブサイトの訪問者がページを離れずにSpotifyであなたをフォローできるように、次のようにSpotifyのフォローボタンをウェブサイトのページ内に埋め込みましょう...

     

  2. Spotifyのプレイボタンを自分のウェブサイトに埋め込むことで、訪問者がウェブページを離れることなくミュージックを聴けるようにしましょう。
  3. 自分のウェブサイトにSpotifyのためのページを作りましょう。こんな感じです。このページには、自分の最新アルバム、シングル、あるいはプレイリストのためのSpotifyのプレイヤが埋め込まれ、かつ前出のSpotifyのフォローボタンが表示されます。そのためには、Spotify上で曲、アルバム、あるいはプレイリストの隣に表示される詳細ボタンをクリックし、"埋め込みコードをコピー" を選んでページのHTMLコードにペーストします。

ファンにSpotifyでフォローしてくれるように頼む


言うまでもないことだとは思いますが、Spotifyでより多くの人にフォローしてもらうためにやらなければならないことは、Spotifyでフォローしてくれるように頼むことです!

実際にやってみるので、よく見ていてください...


Spotifyでミュージックを聴いているなら、ちょっとお願いしたいことがあります: 私をフォローしてください!

フォロワーが250人になると、Spotifyが私のアカウントを "承認" してくれるのです。承認されると私のミュージックをより多くの人に届けるためのいくつもの方法が使えるようになるのです。また、フォローすることで私が新曲や新しいプレイリストを公開する度に最新情報が届くようになります。

時間はかかりませんので、下の “FOLLOW” ボタンをクリックしてください。クリックしていただければ大いに感謝いたします!

 




[上のボタンが動作するか試していただけました? 私をフォローできました? フォローできたことを願っています ; )]

当然ながら、自分のファンにお願いをするのですから、上記のような内容をあなた自身の言葉で書く必要があります。何を書くか、どういう風にお願いするか決まったら、次の手順です:
  1. ソーシャルネットワークでファンにメッセージを発信し、Spotifyでフォローしてくれるようにお願いします。自分のウェブサイト内に作成したSpotifyページのURLを送ってください。このページにより、あなたは自身のウェブサイトを自由にカスタマイズしつつ、ファンはページを離れずに必要な操作を行ってSpotify上のあなたのミュージックを聴くことができます。

なぜ250人のフォロワーが必要なのか説明すると共に、Spotify上でお気に入りのアーティストに対するサポートの気持ちを表すには "フォロー" することが最善であることを必ず明記してください。

そのために、ウェブサイトだけでなく、Facebook、Twitter、Instagram、電子メールのヘッダ、などで使えるオリジナルのイメージを作成するのも良い考えです。下は私の作ったイメージの例です:

Follow on Spotify: how to get verified as an artist


  1. ファンにSpotifyでフォローしてくれるようにお願いする電子メールリストを送付します。繰り返しになりますが、なぜフォローが重要なのか説明し、自分のウェブサイトのSpotifyページのリンクを記載してください。
  2. 次のサービスのアカウントから自分のウェブサイトのSpotifyページへのリンクを貼ります(少なくとも250人のフォロワーを獲得するまでのキャンペーン期間):
  • YouTubeビデオの説明欄
  • Twitterのバイオ
  • バンドのFacebookページの説明欄
  • Instagramのバイオ
  • その他、何でも

  1. ライブ会場でファンにスマートフォンを取り出してSpotifyでフォローしてくれるように頼みます。フォロー中の画面を見せてくれたら物販で値引きしますよ!
  2. 新たなフォロワーを獲得するために、FacebookYouTube、あるいはGoogleの有料広告を検討します。

Facebook
の広告を使う場合は、Facebookがイメージの上にテキストが表示される広告を嫌うということを覚えておいてください。上の画像の場合、Facebookでの広告効果を最大限に発揮させるには、テキストの一部あるいは全部を除去する必要があります。

  1. あなたのミュージックが第三者のプレイリストに追加される度に、ファンに通知してください。CD Babyを使っている場合は、アカウントにログインしてTrending Reportsを見ると、あなたのミュージックが含まれているプレイリストの一覧を確認できます。知らない人のプレイリストに追加されたら嬉しくないですか? その事実を全世界に知らしめ、Spotifyでフォローしてくれるようにお願いしましょう!
  2. あなたのミュージックが含まれているプレイリストを友達と共有するようにファンに頼みましょう。あるいは、あなたのミュージックを含むプレイリストを作成してくれるように頼むのも良いでしょう。
  3. あなたのパーソナルプロフィールのフォロワーに、あなたのアーティストディスコグラフィ・ページもフォローするように頼みましょう。
  4. 定期的に新曲を発表し、自分でもプレイリストをどんどん作りましょう。新曲あるいは新しいプレイリストを公開した時が、自分のミュージックについて情報を発信して聞いてもらうチャンスですが、聴いてくれた人にSpotifyでフォローしてくれるように頼むための最高のチャンスでもあるのです。

作成したら良いと思うプレイリストの例を挙げておきます:
  • グレーテストヒット
  • セットリスト
  • ムードとテーマ
  • ローカルミュージックシーン
  • 特定の楽器を使った曲
  • ビハインド・ザ・シーン(曲に関して説明する “Chris Robley Radio” のようなアーティスト名を冠したコメントトラックを公開し、このような喋りとスタジオでの録音を同時に収めたプレイリストを作成します)
  • ツアー中に聞いている曲

(他のアーティストの曲で構成されるプレイリストにも、自分の曲を一曲だけ入れるのを忘れないでください!)

さぁ、Spotifyアカウントを承認します!


250のフォロワーを達成したら、https://www.spotifyartists.com/verification/ を開き、あなたのユーザプロフィールとアーティストディスコグラフィ・ページを統合します。


前述の通り、承認されると、あなたのディスコグラフィ・ページに小さな青いチェックマークが付き、アーティストイメージを変更したり、プレイリストにカスタムアートや説明を付けてブランディングしたり、そうしたプレイリストやあなたの音楽的嗜好をファンと共有できるようになります。最も重要なのは、あなたの新曲がSpotifyで公開される度に、あなたのフォロワーに自動で通知されるということでしょう。

これで私がSpotifyで250のフォロワーを実現する計画は完成です。

-以上-

Amazon Disc on Demandでアーティストの売り上げが増える

この記事は、2016年9月13日にCD Baby DIY Musician Blogに掲載された記事、”How artists are making more money with Amazon Disc on Demand”の翻訳です。

By Chris Robley

CD Babyアーティストの新たな売り上げソース: Amazon.comのDisk on Demand


CD Babyは常にアーティストの売り上げソースを増やしたいと考えています。最近ではAmazon Disc on Demandを試していますが、非常にうまくいっているので、年末までには対象をCD Babyの全てのアーティストまで拡張したいと思っています。簡単に言えば、初期費用なしで皆さんのCDが常時Amazon.comで販売されるようになります。

在庫切れですか? 問題ないですよ。


CDの売り上げの20%以上はAmazon.comから上がりますから、CDを好むミュージックファンにとってAmazonが最も重要な小売店の一つであることに疑問はありません。そこでCDが、一時的に在庫切れだったらどうなるでしょう? 例えば10年前のアルバムのCDが売り切れになった時、もうそんなに売れないことが分かっていて再度1,000枚をプレスすることはできないとしたら? あるいは、最初からデジタル販売しかせず、CDを販売していないとしたら? そんな時、Disc on Demandを使っていれば販売の機会を損失せずに済むでしょう。さらに重要なのは、CDを販売することで新たなファンを獲得するチャンスも生まれるということです。

Disc on Demandでは、ファンは$9.99でCDを購入します。するとAmazonがあなたのミュージックから高品質のオーディオCD-Rを作成し、表にはアルバムカバーを、裏にはトラックリストが印刷されたプロ品質のパッケージを用意してファン宛に発送します。しかも、ファンがPrimeメンバーなら送料は無料です。これでAmazonでの販売のチャンスを逃すことがなくなります!

Disc on Demandは、通常のCDの売り上げに影響しません。それどころか、売り上げは増えるのです。


Amazon Disc on Demandで販売されるCDは、その名の通り、オンディマンドで自動的に複製された製品です。あなたが販売しているCDと全く同じものではないので、対象となる顧客層も異なります。そんな新たなファンに、AmazonからオンディマンドでCDを購入する機会を提供するものです。

これまで10,000タイトルで試験販売を行って来ましたが、そのアルバムの10%では在庫切れだったら得られなかった売り上げの増加が認められました。多くのアルバムは、ここしばらくのダウンロード及び通常のCDの販売での売り上げよりも多くの売り上げが上がっています。CDを所有したいと望む特定のミュージックファンに対し、Amazonで新しい形式の製品を提供できるようになったわけですから、それは当然のことでしょう。

あなたのミュージックをAmazon Disc on Demandで販売する方法


あなたのアルバムが前出の10,000タイトルに含まれていない場合でも、年末までにはDisc on Demandの対象になる予定です。Amazon.comで自分のアルバムを検索してAudio CDで販売されており、「When sold by Amazon.com, this product is manufactured on demand using CD-R recordable media」と表示されていればDisc on Demandの対象です。アルバムのCD流通オプションかデジタル流通オプションのいずれか、あるいは両方が有効なら、自動的に対象となります。利用したくない場合は、
ここからキャンセルできます。なお、通常のCD流通オプションではCDが1枚売れる毎に$4をいただいていますが、Amazon Disc on DemandではAmazonが手数料などを差し引いてCD Babyに報告してきた売り上げの9%だけをいただきます。

このオプションをCD Babyの全てのアーティストに提供できることを嬉しく思っています。初期費用も製造や在庫の費用をかけず、この新たな流通経路を利用することで、あなたのミュージックがいつでも、あらゆる形式で購入できるようになるのです!

訳注:現時点では、Amazon.comだけでAmazon.co.jpのDisc on Demandでは販売されません。現状では、ライナーノーツや歌詞などのブックレットを含めることはできません。カバー曲が含まれるアルバムは対象になりません。

-以上-

BandPageがAllMusicと提携

この記事は、2016年4月15日にCD Baby DIY Musician Blogに掲載された記事、”BandPage now integrated with AllMusic”の翻訳です。

By Chris Robley

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AllMusicにバンド情報をこれまでより簡単に掲載できるかも


AllMusicは、iTunesやSpotifyもアーティストのバイオやアルバムレビューの情報源として利用している、オンラインで最も重要なミュージックのリソースの一つです。

そのデータベースにアーティスト情報を掲載するには、
このページにある通り、直接AllMusicに製品を提出しなければなりません。

AllMusicの担当者にミュージックを聴いてもらうには、確かに直接提出するのが一番だと思いますが、最近YouTubeに買収されたばかりのミュージシャン向けサービスであるBandPageがAllMusicと提携したことで、もっと簡単にAllMusic.comに情報の一部を転送できる可能性が出てきました。

AllMusicの情報ソースによれば、BandPageプロフィールの商品およびコンサートチケット部分が来週から統合されるということです。彼らは「BandPageのバイオや画像はまだ利用していません」としながら、「今後も利用しないということではありません」と続けます。

BandPageからどの情報をAllMusicのデータベースに転載するかの決定権は、当たり前ですがAllMusicが持っています。つまりAllMusicへの情報転送が自動化されても、すべての情報が必ず掲載になる保証はありません。でも、ライブと商品の情報がAllMusicに掲載されるだけでも素晴らしいことでしょう。

BandPage側がブログで発表した内容は
こちらです:

As a BandPage musician, you will be automatically enabled via your BandPage editor to provide AllMusic with your BandPage profile materials. If you keep this option enabled, AllMusic will have the option, at its election, of using your BandPage profile materials across its service starting 48 hours from the time of this blog post.


Please note that AllMusic may choose not to use any or all of your BandPage profile materials. For example, AllMusic may choose to display your upcoming events and merchandise listings, but not your BandPage biography or profile picture at this time. If your content is not made available to AllMusic and you would like to request that it be made available, please contact us and include the URL of your AllMusic profile; our team will help pass along your request!


If you do not want to provide AllMusic with your profile materials, you may opt-out by visiting your BandPage editor and deselecting the ‘Enabled’ option in the ‘Audience’ tab.


If you do wish to participate but do not see your BandPage content on your AllMusic artist profile page please contact us and include the URL of your AllMusic profile.


To provide your most up-to-date materials, make sure you update yourBandPage profile often. If you need help, we got you covered.


訳注: つまり、BandPageを使っているミュージシャンのプロフィールの内容は、自動的にAllMusicに転送されるようになります。

どの情報を掲載するかは、AllMusicが独自の判断で決定します。AllMusicに表示されていないBandPageの情報の表示を希望する場合、AllMusic側のプロフィールのURLを明記して
電子メールでBandPageへ連絡すると、AllMusicに申請は出してくれます。

プロフィール情報を提供したくなければ、BandPageエディタで‘Audience’画面の‘Enabled’オプションを無効にしてください。

上記のオプションが有効なのにBandPageの内容がAllMusicのアーティストプロフィールページに表示されない場合は、AllMusicのプロフィールURLを明記して
電子メールでBandPageへ連絡してください。

情報を最新に保つためにも、BandPageのプロフィールを頻繁に更新することをお勧めします。


-以上-

YouTubeがContent IDシステムを改良

この記事は、2016年5月2日にCD Baby DIY Musician Blogに掲載された記事、”YouTube improves Content ID system”の翻訳です。

By Chris Robley

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先週までは、YouTubeビデオに対して権利侵害が申し立てられると、紛争解決まで該当ビデオの収益化は無効となることを意味しました。しかしブログでの発表によるとYouTubeで次のような変更が行われるそうです:

We understand just how important revenue is to our creator community, and we’ve been listening closely to concerns about the loss of monetization during the Content ID dispute process. Currently videos that are claimed and disputed don’t earn revenue for anyone, which is an especially frustrating experience for creators if that claim ends up being incorrect while a video racks up views in its first few days.


Today, we’re announcing a major step to help fix that frustrating experience. We’re developing a new solution that will allow videos to earn revenue while a Content ID claim is being disputed. Here’s how it will work: when both a creator and someone making a claim choose to monetize a video, we will continue to run ads on that video and hold the resulting revenue separately. Once the Content ID claim or dispute is resolved, we’ll pay out that revenue to the appropriate party.


(訳注: つまり、現在は、自分の曲を使ったビデオなのに第三者の曲が使われているとContent IDが間違って判断すると自動的にビデオに広告が表示されなくなりますが、今後数カ月の間に、こうした紛争中のビデオにも広告を表示し続け、上がった売上は保管しておいて解決したら権利者に対して支払うようになります。)

紛争中の売上の損失について不満を持っていた人には朗報でしょう。詳細については、
YouTube Creator Blogの発表を参照してください。

-以上-

ミュージックのマーケティングでSNSは死んだと言われる一方で電子メールが有効な理由

この記事は、2016年4月8日にCD Baby DIY Musician Blogに掲載された記事、”Why social media is DEAD for music marketing (and why email works)”の翻訳です。画像は、日本語版用に差し替えてあります。

By Guest Blogger

Pasted Graphic

Facebookが生まれてから12年も経ったなんて、信じられますか? 好むと好まざるに関わらず、ソーシャルネットワークは今後も存在し続けるでしょう。一所懸命に増やしたフォロワーにリーチ出来る素晴らしいプラットフォームを使い続けられるのですから、マーケッター、ミュージシャン、そして起業家にとっては良いことです。そうですよね?

しかし無料のリーチには厳しい現実が待っています。


Facebookで何が起きているかいつも注意しているなら、最近になってビジネスおよびプロフィールページのルールが変更されたことに気づいているでしょう。今や皆さんは選択を迫られているのです。その選択肢とは、膨大なフォロワーのほんの一部にしかリーチしないけれど無料で使い続けるか、さらなる露出のためにお金を払うかです。

例えば、音響もライティングもバッチリ調整し、素晴らしいビデオや写真を撮影して編集し、修正し、ファンに自信を持って見てもらう準備が整ったので、格好良いタイトルでアップロードしたとします。あとは、いいね!やシェアやコメントが続々と付くことを期待しますが、いつまで経っても反応がありません。反応があったとしても期待したほどの数ではありません。そこまでやって、
Facebookからの「お金を払えばもっとリーチしますよ」というメッセージを読んで、 自分がカモにされていることを知るのです。

このように無料でソーシャルネットワークに投稿し続けるのは、コンサートを開催して素晴らしい楽曲を最高のパフォーマンスで演奏したのに、会場はガラガラで、音も満足に鳴っておらず、最前列にしか人がいない状態と似ています。

じゃぁ、どうしたら良いんでしょう?

ファンにリーチするためにFacebookにお金を払うのも一つの手です。無料の宣伝なんてありえないのですから、ソーシャルネットワークだって同じはずで、それはそれで素晴らしいことなのです。でも、もっと良い方法がありますよ。成功しているアーティストの多くがすでに利用しているツールです — それこそが電子メールマーケティングです。

驚きました? 電子メールを使ったマーケティングなんて前時代の話だと思ってませんでしたか? ある種の研究によれば、電子メールマーケティングはFacebookとTwitterを合わせたより40倍も効果的だそうです。おっ、良いこと聞いたぞ、今すぐその事実をツイートしましょう! でも、Twitterの宣伝効果がそんなに薄いんじゃ、時間の無駄だからやめた方が無難ですね。以下では、ソーシャルネットワークと電子メールマーケティングに関する統計情報をご紹介します

ソーシャルネットワーク 対 電子メールマーケティング

誤解しないで欲しいのですが、ソーシャルネットワークは便利ですから、アーティストやビジネスでは必ず使うべきです。新鮮な情報を投稿してフォロワーを増やす努力を怠らないでください。でもマーケティングのためには、ソーシャルネットワークだけでは不足なのです。売り上げを伸ばすために電子メールを使いましょう。

ファンは電子メールマーケティングをどう思っているのでしょう?

ExactTargetの調査では、消費者の77%が他の広告媒体よりも、事前に許可したマーケティングコミュニケーションを電子メールで受け取ることを好むとしています。

電子メールマーケティングの費用対効果はどのようなものでしょう?


電子メールマーケティングでは、$1の出費に対して平均$44.25のリターンがあるそうです。

読み間違いじゃありませんよ。電子メールマーケティングに1ドルかけると、平均で$44の売り上げが上がるってことです。ソーシャルネットワークとは、もう比較にならないくらい大きなリターンです!

電子メールマーケティングでファンにリーチする割合はどれくらいでしょう?


消費者の91%は、毎日電子メールを利用しています。ファンに電子メールがリーチする確率は、非常に高いと考えて良いでしょう。

本当に効果があるの?

電子メールマーケティングで本当に効果が上がるのか疑問をお持ちですか? 統計によれば、電子メールで宣伝を受け取る消費者は、受け取らない消費者よりも138%多く支出しているそうです。

まだまだ続けられますが、もういいでしょう? ファンにリーチする手段としては、電子メールマーケティングがソーシャルネットワークよりも優れていることは、明白ですね。

電子メールマーケティングが強固なファンベースを生み出す


どこから始めれば良いのか分からないですか? まだファンの電子メールアドレスのリストを持っていないのなら、そこから始めてください!

でも、どうやって電子メールアドレスを集めるのでしょうか?


簡単ですよ。SoundCloudなんかで曲を自由にダウンロードさせるのでなく、電子メールアドレスを教えてくれたファンだけが無料ダウンロードできるようにするのです。DropTrackFanBridge、ReverbNationなど、この手順を自動化するツールはいっぱいあります。注意しなければいけないのは、単に電子メールアドレスを集めるのでなく、必ず無料ダウンロードや販促用コンテンツ、あるいはコンサートのチケットなど対価を用意してください。

これで、次の新曲をリリースするタイミングになったら、そうしたファンの電子メールアドレス宛に電子メールを送ることができます!


なんでも自分でコントロールすることが重要です。


ソーシャルネットワークと異なり、電子メールマーケティングではデータはあなたの手許にあります。すべてをあなた自身でコントロールできます。その意味は重要です。Blue Hornetによれば、そこにチャンスが生まれるのです。消費者の72%は特価販売を期待して電子メールリストに登録しているわけですから、期待されているものを提供すれば良いのです。期待通りのサービスを申し出れば、拒否される確率は低いでしょう。電子メールによる宣伝から購入される確率は、ソーシャルネットワークの宣伝の3倍もあり、消費者はブランドとのコミュニケーションには電子メールを好む傾向にあることが分かっています。

ファンが期待するものを提供してください: それが電子メールによる販促コンテンツです。

電子メールアドレスを教えてくれるということは、お返しに何かを期待しているということです。ソーシャルネットワークと比べ、電子メールのユーザは宣伝に対して寛容です。ソーシャルネットワークにログインしている時、多くの人は友人や家族とのコミュニケーションを楽しんでいるか、投稿やおもしろネタを流し読みしています。一方で電子メールの場合は、ユーザはお得情報を探していたり、仕事のことを考えていたり、人間関係にあまり関係のないやりとりを行っています。ソーシャルネットワークでの宣伝には、越えられない壁があるのです。特にFacebookで無料の投稿のリーチが制限されていることを考えれば、答えは明白です: 今こそ、電子メールマーケティングのコツをつかみ、より重要で効果的なつながりを構築する時が来たのです。



About Paul Loeb: Paul Loeb has been at the intersection of music and tech for 20 years. He is founder and CEO of No Ego Records and DropTrack and a prolific producer currently operating under the name Really Cute Cats. His goal has always been to give musicians like himself the tools to stand out from the rest, get heard, and get deals.

About Drop Track: DropTrack is music marketing software that helps artists manage their relationships with music industry contacts and provides a complete toolset for sharing and marketing digital music. DropTrack offers a selection of tools for music producers and record labels, including a platform for uploading and storing music, then accessing it from anywhere. DropTrack’s customer management system, download gate, shortlink URLS to playlists, and other features make creating successful marketing campaigns simple and precise. Instantaneous feedback and analytics complement branding tools to promote music in a more personal and professional way.

-以上-